「伊勢志摩サミット」に向け茨城、埼玉、栃木3県警が10月20日、合同訓練を実施

 来年5月、三重県で開催される主要国会議「伊勢志摩サミット」に向け、茨城、栃木埼玉3県警は10月20日、大洗町磯浜町の大洗港の第2埠頭でテロ対策潜水訓練をした。不審者に職務質問したところリュックを海に投棄としたという想定で捜索訓練に取り組んだ。  

 サミット参加の米、英、フランス、カナダはイスラム国に対する空爆を実施した国、ドイツはイラク政府の援助と訓練にとどめ、日本は安倍首相が2014926日、米ニューヨークで記者会見し、「武装勢力による攻撃を強く非難する。国際社会の戦いを支持し、米国などによるシリアでの空爆はやむを得ない措置であったと理解する。日本は難民支援や人道支援など軍事的貢献ではない支援を行っていく」と述べている。 

 サミット参加国は、どの国も“イスラム国”を打倒すべしとしているので、“イスラム国”の攻撃対象である。「伊勢志摩サミット」に合わせ、つくば市で科学技術大臣会合が実施されるが、茨城県内、特につくば市は、前回日本で行われた洞爺湖サミット以上に、対テロ警備の強化が求められている。